勘九郎さん涙の口上動画

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先日亡くなられた18代目中村勘三郎の長男の中村勘九郎さんが
京都の南座で舞台を終えた後、襲名披露公演の口上（こうじょう） を語りましたね。

その模様がこの動画です。


勘九郎さんの２人の息子さんたち（勘九郎・七之助）が父への思いを語られています。

客席から「中村屋」「頑張れ～」の声に応える本当に立派な口上でしたね。

ここで、勘九郎さんのプロフィールをちょっと紹介。

1981年10月に、十八代目中村勘三郎さんのご長男として出生。
1986年に、近江源氏先陣館・盛綱陣屋の小三郎として初お目見得
1987年に、歌舞伎座「門出二人桃太郎」の桃太郎として二代目中村勘太郎を名乗り初舞台
2012年2月に、勘太郎が6代目中村勘九郎を襲名

ややこしいですが、勘九郎さんは六代目勘九郎で、父が十八代目中村勘三郎ですね。
そして、弟は二代目中村七之助、奥様は女優の前田愛。

勘九郎さんの印象は誠実な感じでした。

2月の勘九郎さんの襲名口上では、勘三郎さんが「息子（勘九郎）は私と違ってまじめが取柄」と語り、
観客の笑いを誘っていたそうです。

やはり、印象どおりの真面目なお人柄のようです。

顔立ちは、勘三郎さんには似てなく、祖父の中村芝翫（なかむらしかん）さんに似ておられますね。

女形もこなされていたようです。
身長174㎝と上背があり華やかな舞台だったそうです。

それにしても、勘三郎さんが57歳で亡くなるとは、本当にもったいない方を失いました。

勘三郎さんは、いつも明るく芸を追求するタイプで好きだったですよ。
芸人の鑑ですね。

勘三郎さんは、先代から「親の死に目に会うような役者になるな」といわれていたそうな。

芸の世界は厳しいですね。

「親の死に目に会えない子供」は親不孝だと言い放つ僕の親父とはえらい違いだ～

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タグ：勘九郎さん口上